洗車をしてピカピカになった!と思いきや、メッキ部分に白いシミを発見した方へ、必見です!
メッキについて、手入れ方法から、使ってはいけないものや、注意点について紹介していきます。
本記事を読んだら、次の休日にでもお試しください。
メッキの役割と種類(国産車、欧州車)
メッキとは、
素材(金属や樹脂)の表面に金属の膜をつけること
①防サビ
②装飾性(ピカピカキレイ)
③機能性(工業製品等に特性付与)
車のメッキパーツ箇所は、エンブレム、グリル、窓まわりのメッキモールなどがあります。
車のメッキパーツの種類は2種類あります。
ざっくりいうと、
・クロムメッキ (国産車に使用されている)
・アルマイトメッキ (欧州車に使用されている)
ベンツ、アウディ、BMW、フォルクスワーゲン等
クロムメッキ
金属の膜が層になっている
光沢があり、サビに強く、変色しにくい
水道の蛇口もクロムメッキ
アルマイトメッキ
アルミニウムにアルマイトの酸化被膜をつけたもの
欧州に比べ、日本は湿度が高いため、白サビが発生しやすい
今回は、クロムメッキのメッキ部分の洗っても取れない水シミの取り方についてメインで紹介していきます。
窓まわりのクロムメッキの水シミの取り方
水シミは、雨や水道水などに含まれているミネラルが残り固まったものです。
通常のシャンプー洗車では意外と落ちないです。しかも放っておくと、サビになってしまうため、見つけたら早いうちに処理しましょう!
①洗車orアルコールで砂埃を落とす
②メッキ専用剤を使い磨く
③コーティングをする
それでは①から説明していきます。
①洗車orアルコールで砂埃を落とす
次の工程で、メッキ部分を磨きます
砂埃が残っていると、傷がついてしまう為、必ずキレイにしておきましょう
研磨剤入りのワックスは使わないように!
→メッキに傷がついてしまいます
②メッキ専用剤を使い磨く
ですが、今回はこちらをおすすめします!
「サンエーパール」
時計のプラスチック風防についている傷を消す研磨剤です。
プラスチックが磨けるので、珍しいですよね。
自分は腕時計も大好きなので、古い時計を買ったときにこれを使って風防を磨いていました。
サンエーパールをマイクロファイバークロスにつけて、メッキ部分を磨くとキレイになります!
アルマイトメッキの場合、こちらがおすすめです。
「ホルツ ドアモールシャイン」
・4面のサンドブロックの各面で番手が違い使い分けができる(320-600-1200-3500番)
・コーティング剤まで入っているので、磨きからコーティングまで完結できる
メッキの表面は非常に薄い為、下記のものに要注意です
金属磨き剤
メッキの下地(ニッケルメッキ)まで削ってしまう恐れあり
下地まで削ってしまうと、色がくすみ元には戻らなくなってしまいます
③コーティングをする
メッキは表面に小さなあながたくさんあり、そこに水が入り込み下地のニッケルメッキからサビてしまいます。
コーティングをすることで、小さなあなにコーティング剤が入り、劣化を遅らせることができるので、やっておきましょう。
表面がブツブツしているのは、下地のニッケルメッキがサビて、表面のクロムメッキが剥がれているので、磨いてもキレイになりません。できることはコーティングをして、少しでも劣化を遅らせましょう!
おすすめガラス系コーティング剤
「プロスタッフ グラシアス」
おすすめポイント
様々な部分で使用可能なところ
→ボディー、ヘッドライト、ホイール、ガラス、ピアノブラック部分(室内も)、メッキ
特にヘッドライトや、ピアノブラック部分(室内も)、メッキのコーティングにおすすめです!
個人的には、ボディー、ホイール、ガラスは専用のコーティング剤がいいかと思っています。
・量を沢山使用するので、グラシアスを使うのがもったいない
・専用でお気に入りのものがある
お気に入りの各部位のコーティング剤もまた紹介しますね。
さいごに
メッキの悩みが少しでも解決できたら嬉しいです。クロムメッキの劣化具合によっては、効果も変わってくるかもしれませんが、自分が手入れした車はメッキ部分をキレイにすることができたので紹介しました。
普段の手入れの大事さがよくわかるのがメッキ部分かもしれません。メッキ部分がピカピカになると印象もかなり変わるので、白いシミを見つけた方は、ラッキーと思ってぜひピカピカにしてやってください。自分でできると愛着も湧きますし、何より楽しいですよ。
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