洗車をしているとき、ふと車をみたとき、あれ?ヘッドライトが黄ばんでいるのを発見した方、放置しないで、すぐに対処することをおすすめします!
本記事では、車のヘッドライトの黄ばみの原因から、黄ばみの取り方、黄ばみを放置する危険性について紹介していきます。
一読していただき、黄ばみの無いクリアなヘッドライトで安全に夜間のドライブを楽しんでもらえたらと思います。
ヘッドライトの黄ばみ・曇り・くすみの原因
原因:紫外線による劣化
※屋外駐車をしている場合は、特に劣化がしやすいです。
・ヘッドライトの素材が、ポリカーボネート樹脂のため、紫外線により表面が黄ばむ「黄変劣化」が起きるため
・新品のときは、ヘッドライト表面を、コーティングが紫外線から保護してくれますが、コーティングも劣化し剥がれるため
ポリカーボネート樹脂とは
簡単にいうと、プラスチックの一種です。
カーポートの屋根材にも使われています。
メリット:衝撃に強く、ガラスのように飛散しにくい
デメリット:柔らかいため、走行時に飛んでくる小石などにより、細かい傷が付きやすい
ちなみにヘッドライトは、1989年(平成)頃までは、ガラス製が主流でした
黄ばみを放置すると
劣化が進行して、ヘッドライトの明るさが不足し、夜間見えにくくなり危険です。
※車検に通らない場合も
黄ばみの取り方
ボディーが汚れているには悪しからず…。
まだ黄ばみというほどではないが、曇ってきたので、試しに施工。
①ヘッドライトの汚れを落とす
②ヘッドライト表面の研磨をする
③ヘッドライト表面にコーティングをする
①ヘッドライトの汚れを落とす
次の工程で、ヘッドライト部分を磨きます
砂埃が残っていると、傷がついてしまう為、必ずキレイにしておきましょう
②ヘッドライト表面の研磨をする
おすすめは、「シュアラスターのゼロリバイブ」です。
研磨をする前には、マスキングテープをヘッドライトまわりにしましょう。
理由:ボディーに研磨剤が付くと小傷が付いてしまうため
・黄ばみを落とし、コーティングも兼ねるため
・ヘッドライトの黄ばみはもちろんのこと、ドアバイザーにも使用することができるため
※これが新品のようにキレイになるから驚きです。
こちらは、別記事で紹介しますね。
③ヘッドライト表面にコーティングをする
研磨剤に「シュアラスターのゼロリバイブ」を使う場合には不要ですが、それ以外で研磨した場合には、必ずコーティングをしてくださいね。
おすすめガラス系コーティング剤
「プロスタッフ グラシアス」
・様々な部分で使用可能
ボディー、ヘッドライト、ホイール、ガラス、ピアノブラック部分(室内も)、メッキ等
特にヘッドライトや、ピアノブラック部分(室内も)、メッキのコーティングにおすすめです!
個人的には、ボディー、ホイール、ガラスは専用のコーティング剤がいいかと思ってかと思っています。
・量を沢山使用するので、グラシアスを使うのがもったいない
・専用でお気に入りのものがある
さいごに ヘッドライトの種類について ハロゲン→HID→LED(時代の流れ)
ハロゲンライト(白熱電球の一種)
・ゆっくりと点灯する
・ヘッドライトに雪が付着しても熱で溶けるが、HIDやLEDは溶けないため、積雪地域ではハロゲンライトが適している
積雪地域での信号機でもLEDの場合、同様に雪が溶けないため問題となっています、対策としてななめに取り付けたりなど…。
HIDライト
・すぐに点灯する
・LEDよりも明るい
LEDライト
・一瞬で最大明るさまで点灯する
・長寿命
・2007年に「レクサスLS600h」で世界初となるLED式のヘッドライトが搭載された
ちなみにですが、欧州車のヘッドライトの表面を保護するコーティングは、国産車に比べ、硬いため、自分で磨くには難しいようです…試したことはないので、いつか試してみたいとは思います。
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