・雨の日に前が見えにくい
・バックモニターに水滴がついて見えにくい
・車内がくもって見えにくい
本記事では、雨の日の悩みの一つ「視界不良」について、雨の日でも快適に、安全に運転するために必要な、ガラスの撥水コーティングや結露対策等について解説していきます。
個人的にはガラコよりおすすめです
雨の日の運転を快適にする方法
・フロントガラスへの撥水コーティング
・バックモニターのレンズへ撥水コーティング
・結露対策
水を弾くコーティングのこと
ガラス面に付く水滴が、立体的な丸い形になり、ガラス面を転がりやすくなるのが特徴
水がまとまって流れていくのが特徴
撥水?親水?おすすめの使用箇所
・フロントガラス
・リアガラス
・ドアミラー
・ドアガラス
・バックモニターレンズ
フロントガラス
撥水コーティングがおすすめです。
・フロントガラスに雨がついても、ワイパー1回ですぐにキレイになる
・ワイパーゴムの持ちが良くなる
(ガラス面に付く水滴が転がり、ワイパーを使わなくても視界が良好になるため)
・ワイパーのビビリ音発生する可能性がある
原因
・撥水コーティングが均等に塗布できていない
・ワイパーゴムと撥水剤の相性がよくない
リアガラス、ドアミラー、ドアガラス
親水コーティングがおすすめです。
フロントガラスに比べて、風が当たりにくい場所なので、親水の方が、水が流れていき、ガラスが見えやすくなります。
バックモニターのレンズ
「SOFT99のガラコミラーコートzero」
こちらの商品が気になっています。現時点、まだ施工していないので、試してみたいと思います。
現在のダック車は全箇所撥水を施工しております、ドアミラーは水滴がたくさん付着し、かえって見えにくいときもあります…
コーティング施工手順
①砂埃を落とす
②油膜と水垢を落とす
③コーティングを塗布
①砂埃を落とす
砂埃が残っていると、傷がついてしまう為、必ずキレイにしておきましょう
②油膜と水垢を落とす
コーティングの効果を最大限発揮するためには、油膜と水垢を取ることが必要です。
油膜…排気ガスや油脂などの油分のこと。
水垢…雨シミなど。雨や洗車時の水分が付着し、乾燥したときに、残るミネラルが原因。
キイロビンやキイロビンゴールドでも、十分に油膜は落とせますが、水垢は落とせないです。
おすすめは、油膜と水垢を両方落とすことができる
「CARALLの窓ガラス用水アカとりパッド」
油膜は取れているが、水垢が取れていないことがある。
水垢は乾いたときに確認ができるため、水で洗い流し、拭き取りをして確認をすること。
③コーティングを塗布
撥水コーティングのおすすめは、
「クリンビューのハイブリットストロングα」
持ちがいい(3~4ヶ月)のと撥水力が優れています。
撥水剤を塗布したら、半乾きでは、うまく拭き取れないため、
しっかりと乾かしてから拭き取ること。
結露のメカニズム
空気中には水蒸気(気体)が存在します。
空気中に存在できる水蒸気には限界の量があります。(飽和水蒸気量)
限界の量(飽和水蒸気量)は、空気の温度が高いほど、たくさんの水蒸気を含むことができます。
限界の量を超えると、水蒸気(気体)が結露(液体)として現れます。
例)コップに氷を入れキンキンに冷えたコーラを注ぎます
結果
コップの表面(コーラが触れているところ)に水滴がつきます→結露です
要因
コップがある空間の温度とコップ表面の温度差が原因です。
コップ表面の温度は、注いだキンキンのコーラによって、冷やされます。
コップ表面の温度が下がることで、水蒸気を含む限界の量が減ります。
そして、あふれた水蒸気が結露となります。
結露予防
・車内のガラスの表面の埃や汚れを取る
ガラスの表面に埃や汚れが付いていると、水蒸気が付着しやすくなります。
水で固く絞ったマイクロファイバークロスで拭き取る。
結露したときの対処法
①乾燥した空気を取り込む
(窓を開ける、外気導入)
写真右の赤枠部分
②エアコンをつける(A.CをON)
※雨の場合は内気循環にする
※暖房には除湿効果がない
写真左の赤枠
③デフロスタースイッチをON
暖かい空気を送り、車内の曇りをとる機能のこと
写真中央の赤枠はフロントガラス用、隣はリアガラス用
さいごに
フロントガラスの視界不良や、結露による曇りは、安全運転の妨げとなります。しっかりと対策をすることで、雨の日の運転が少し楽しくなりますので、梅雨が来る前には今一度確認して、万全の状態にしておきましょう。
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