- スライドシャワーフックって何?
- なんで壊れたの?
- 自分でなおせる?なおせない場合は?
- 応急処置ってある?
こんな疑問をお持ちのあなたへ。
本記事では、スライドシャワーフックが壊れたときの応急処置から、自分で安くなおす方法について、実体験より紹介していきます。
意外と簡単なので、業者に依頼する前に一度チャレンジしてみましょう。
今回なおすスライドシャワーフック
現在、他メーカー品を取り付けしている方でも、この商品に取替することができます。
築15年ダック家のスライドシャワーフックは、レバーを握り、シャワーの高さを調整するタイプです。
- メーカー:リラインス(RELIANCE) le bain
- 商品名:スライドシャワーフック
- 寸法:Φ30㎜ ※バー(パイプ)の直径
- シャワーヘッドタイプ:Gタイプ(GROME) ※シャワーをひっかけるプラスチック部分
今回の壊れ方
レバーを握っていない状態でも、レバーがへっこんだまま戻ってこなくなり、シャワーの高さを固定できなくなった。
(常に一番低いところまで下がってしまう為、シャワーを手で持って使用していた)
分解して原因を探ってみた
原因:ばねが金属疲労により破損し、レバーを押し返す力を失っていた。
分解方法
準備するもの:マイナスドライバー、マスキングテープ
1.グレーのバンドを外せそうなサイズのマイナスドライバーの先端にマスキングテープを巻いて傷が付きにくくしておく
2.グレーのバンドを外す
3.写真のように上下にスライドさせて、バー(パイプ)から外す
4.ばねではない部分(レバーのプラスチック)が破損していた場合は、新品と交換した方がいいかもしれません。
ばね破損が原因ならこの方法
準備するもの:マイナスドライバー、マスキングテープ、激落ちくん、はさみ
1.レバーが付いているパーツのみ透明のカバーを外す。
爪のところにマイナスドライバーをさして優しく外す
※劣化していると爪が割れることがあります。
今回一番気を付けるポイントでもありますので自己責任で…。
分解写真をみるとわ分かるように自分は1か所割ってますが問題はなかったです。
2.激落ちくんをカットします ※写真参考に
3.激落ちくんをマスキングテープで固定します ※厚みは写真くらいギュッと
4.組み立てたら完成
新品に交換する場合
ばね破損が原因ではなく、プラスチック部分の破損でなおせず、新品に交換する場合
- 同じものを購入し交換するのか他メーカー品どっちがいい?
- 買うときの注意点は?
自分なら同じものを購入します。
メリット
・壁に設置済のバー(パイプ)を取り外さずに、簡単に交換ができる
デメリット
・他メーカー品でできる角度の調整ができない
→今まで通りの使い方に不満がなければ、角度の調整は不要かもしれませんね。
・部品単体での金額が高め
→設置済みのバー(パイプ)を外して取付けるタイプは、バーを外すのが大変。外すとなると必要な道具が増えていきます。道具を買うことを考えると高くなります。
例)インパクトドライバー、狭いところ用のビット等
※設置済のバーの種類によります
買うときの注意点
・壁に設置済のバー(パイプ)の太さを確認しましょう。
→ノギスで測る ※巻き尺でも測れます
外周を測り、3.14(円周率)で割ると直径が計算できます
・シャワーヘッドタイプを今と同じものにしましょう。※リラインスのスライドシャワーフックを購入する場合
→Xタイプ:TOTO/KVK Iタイプ:LIXIL Gタイプ:GROME/MYM
応急処置
なおし方は分かったけど、時間がない方の場合、この方法で休みの日まで持ちこたえましょう。
準備するもの:薄めの布、クランプ(はさむもの)
1.バー(パイプ)に傷が付かないように、薄めの布を巻き、クランプで挟む
薄めの布はバンダナでも手ぬぐいでもOKです
クランプは100円ショップにもありますし、挟む力が強くて大きくひらく洗濯ばさみでも代用できるかもしれませんね。
以上、スライドシャワーフックが壊れた時の対処法についてまとめました。
業者に依頼すると部品代は定価より安くなるかもしれませんが、人工代が高いので、自分でなおせると、浮いたお金を他のことに使えるのでいいですよね。とりあえず自分でやってみましょう!
コメント